2024年1月のトピックス
JA淡路日の出の旬の情報をお届けします。
キンセンカ・菜の花本番
JA淡路日の出の津名共撰きんせんか・菜の花部会は1月18日、目慣らし会を津名花き出荷場で開いた。部会員17人が参加し、情勢報告を受け、選別基準を話し合った。
平岡正彦部会長は「高齢化で部会員が減っているが、市場の需要に応えられるよう天候予報などに気を付けて、出荷を続けていこう」とあいさつした。
姫路生花からは「2月から3月にかけて、キンセンカと菜の花の入荷はJA淡路日の出だけ。節句に向けて必要な花なので、調整して出荷してほしい」と呼びかけた。
北淡路農業改良普及センターの古地普及員は花の生育障害について報告し、葉焼け症状などの傾向と原因、注意するポイントを説明した。JA職員は、出荷規格や選別の基準、箱詰めの仕方などを説明した。
2024年1月18日
花の荷姿を説明するJA職員
淡路農林水産祭
第61回淡路農林水産祭が1月15日、淡路市の伊弉諾神宮で開かれた。境内にはタマネギやレタス、花などの淡路島の特産品が展示された。農林水産業発展への貢献者、農林水産物などのコンクールの金賞受賞者への表彰もあった。
島内の淡路、洲本、南あわじの3市とJA、関係団体などでつくる実行委員会が主催。審査講評では、過去最高の高い気温が続いた一年を振り返り「害虫が多く発生し注意報が出た中だったが、日頃の栽培管理への努力と技術の高さが感じられた」とたたえた。
竹筒から流れ出るおかゆの形で稲作の豊凶を占う「御粥(かゆ)占祭」もあった。平安時代から続く伝統神事で、3本の竹筒はそれぞれ「わせ」「なかて」「おくて」を示し、参拝者は「今年は『なかて』が良いのではないか」と見立てていた。
2024年1月15日
野菜の展示を楽しむ参拝者