たまねぎ栽培について

育苗管理(播種・苗床)、施肥と防除

育苗管理(播種・苗床)

たまねぎの病気

苗立枯 ボトリチス葉枯病 灰色腐敗病(アリー) 細菌性病害(軟腐病・腐敗病) べと病) 白色疫病 スリップス

苗床選定

  1. 水稲跡地を利用(転作跡地は湛水45日以上実施)
  2. 過去にべと病の発生ほ場は避ける(べと病が発生したほ場は、ほ場を変えるか、土壌消毒を行う)
  3. 苗床を連作する場合は必ずダゾメット剤(バスアミド微粒剤またはガスタード微粒剤)で消毒するか太陽熱消毒を行う
    土壌消毒剤使用の場合、堆肥・基肥は先に入れる
  4. 冠水しないように排水対策に努める

土壌消毒

バスアミド微粒剤またはガスタード微粒剤消毒方法(表層処理) 2.0kg/a

一年生雑草の防除 極早生・早生(8月上~中旬) 中晩生(8月中~下旬) 播種14日前までに実施

たまねぎ栽培について「土壌消毒」

育苗管理

たまねぎの発芽
  1. 播種7~10日前に良質堆肥、カルエース、基肥を全層に施し耕起する。
  2. 極端な早播き、遅播きは避け、品種と作型表に準じて播種を行う。
  3. 1缶当たり苗床面積は播種床で30m2を確保する。
  4. 播種後ただちに鎮圧し、覆土は種子が隠れる程度とする。畑地で乾燥する苗床は、やや多めの覆土とする。
  5. 播種時には乾燥防止の為、兵庫バークまたはダイナリを1缶当たり3~5袋程度施用し、切りワラやくん炭をかけ、コモまたはPPゴモを被覆する。
    (PPゴモは、乾燥しやすいのでやや多めに潅水する)

苗床肥料

地床苗施肥基準(1アール当たり)
肥料名 基肥 追肥
1回 2回
完熟堆肥 200㎏    
カルエース 20㎏    
JA園芸化成S500 4㎏ 2㎏ 2㎏

苗床病害虫防除

苗床病害虫防除(1a当たり)
薬剤名 倍数 コモ
除去時
播種後
3週間
播種後
5週間
播種後
7週間
播種後
9週間
定植
前日
使用基準
使用時期 使用回数
(以内)
白色疫病・灰色かび病・べと病
ダコニール1000 1000 20ml       20ml   収穫
7日前迄
6
べと病・白色疫病
ランマンフロアブル 2000   10ml         収穫
7日前迄
4
灰色腐敗病・灰色かび病・べと病
アミスター20
フロアブル
2000     10ml       収穫
前日迄
4
白色疫病・べと病・軟腐病
ドイツボルドーA 500       40g     --- ---
灰色腐敗病・灰色かび病・白色疫病・べと病
フロンサイド水和剤 1000           20g 収穫
7日前迄
5
灰色腐敗病
セイビアーフロアブル20 500 500倍 苗根部浸漬 5分
または
セル苗浸漬 5分
定植直前 1
軟腐病
カセット水和剤 1000   葉刈 1回目 20g 収穫
14日前迄
5
バリダシン液剤5 500   葉刈 2回目 40ml 収穫
3日前迄
5
カスミンボルドー 1000   葉刈 3回目 20g 収穫
14日前迄
5
アザミウマ類
コルト顆粒水和剤 2000     10g       収穫
前日迄
3
タネバエ
ダイアジノン粒剤5 5kg/10a             定植時 2

機械移植用ポット育苗の場合は、被覆除去後に「ダコニール1000」の使用はしないでください。

葉刈を行う前日、または当日の葉刈前に殺菌剤を散布する。(当日の場合、乾いてから葉刈する)

施肥

本田施肥基準

本田土壌改良(10a当たり)
肥料名 総量
完熟堆肥 2,000kg
カルエース 8袋
アヅミン 2袋
たまねぎ収穫時
施肥の注意点
  • 2月植はカルエース6袋としてください。
  • 堆肥とアヅミンとの併用は、両方の特長を生かしバランスのとれた土作りができ、品質と収量を高めます。
早生種 慣行型施肥
肥料名 基肥 追肥
12月中旬 1月下旬 3月上旬
淡路島たまねぎ専用化成 2袋 2袋    
JA園芸化成S500     2袋 2袋
早生種 省力型施肥
肥料名 基肥 追肥
2月下旬
スーパーIB S562 5袋  
JA園芸化成S500   2袋
中生・晩生種 慣行型施肥
肥料名 基肥 追肥
1月中旬 2月中旬 3月中旬
淡路島たまねぎ専用化成 2袋      
JA園芸化成S500   2袋 2袋 2袋
中生・晩生種 省力型施肥
肥料名 基肥 追肥
3月上旬
スーパーIB S562 6袋  
JA園芸化成S500   2袋

防除

除草剤の処理体系

除草剤の処理体系(10a当たり)
たまねぎ栽培について「除草剤の処理体系(10a当たり)」

玉葱病害虫防除基準

病害虫防除基準(10a当たり)
たまねぎ栽培について「玉葱病害虫防除基準(10a当たり)」早生品種 たまねぎ栽培について「玉葱病害虫防除基準(10a当たり)」中晩生品種