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2022年1月のトピックス

JA淡路日の出の旬の情報をお届けします。

第59回淡路農林水産祭

豊作・豊漁を祈願する第59回淡路農林水産祭が1月15日、淡路市の伊弉諾神宮で開かれた。境内にはレタスやタマネギ、花などの淡路島の特産品が展示された。農林水産業の発展貢献者、農林水産物などのコンクールの金賞受賞者への表彰もあった。

島内の淡路、洲本、南あわじの3市とJA、関係団体などでつくる実行委員会が主催。表彰式では各部門で一人ずつが代表して表彰状を受け取る形をとった。「昨年は、8月の長雨に10月の季節外れの暑さなどの天候不順で栽培に苦労した年だったが、審査を通して技術の高さが感じられた」とたたえた。

竹筒から流れ出るおかゆの形で稲作の豊凶を占う「御粥占祭」もあった。平安時代から続く伝統神事で、3本の竹筒はそれぞれ「わせ」「なかて」「おくて」を示し、参拝者は「今年は『わせ』がいいのではないか」と見立てていた。

2022年1月15日
2022年1月のトピックス「花の展示を楽しむ参拝者」
花の展示を楽しむ参拝者

淡路島の牛の皮で作ったグラブをオリックス選手に贈呈

淡路ビーフブランド化推進協議会と淡路島レザー協議会は1月14日、淡路島の牛の皮で作った特製グラブをプロ野球チームのオリックス・バファローズの選手に贈った。

昨シーズン、25年ぶりにパ・リーグ優勝を果たした同チームに感謝を伝えようと、淡路ビーフブランド化推進協議会と淡路島レザー協議会の2団体が企画した。

淡路島では、島内産牛の肉だけでなく皮の価値を高めようと、淡路ビーフブランド化推進協議会や革製品作家ら9団体が昨年、淡路島レザー協議会を設立。新型コロナウイルス禍で冷え込む牛皮の需要を喚起しようと、淡路島レザーの名称で島内産牛の皮のブランド化を進めている。今回、淡路島レザーの知名度向上につなげたい狙いもある。

この日、グラブに使われた淡路牛を育てた畜産農家らが、淡路市出身の村西良太、同市内で自主トレーニングを行う安達了一の2選手を訪問。グラブを感謝状、「淡路ビーフ」とともに手渡した。

村西選手は「しっとりして上品なグラブ。島を盛り上げていけるよう活躍し、チームに貢献したい」と決意を新たにした。淡路ビーフブランド化推進協議会の相坂有俊会長は「牛をマスコットとするオリックス・バファローズが優勝した昨年は丑年で、淡路島レザーが誕生した年だった。チームの活躍をたたえたい」と話した。

2022年1月14日
2022年1月のトピックス「野球グラブや「淡路ビーフ」を受け取った<br>村西選手(左)と安達選手」
野球グラブや「淡路ビーフ」を受け取った
村西選手(左)と安達選手
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