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2020年7月のトピックス

JA淡路日の出の旬の情報をお届けします。

スイカ出荷スタート

JA淡路日の出すいか部会は7月15日、スイカの出荷を一宮支店で始めた。初日は821個のスイカが阪神間の市場へ出荷された。今年のスイカは玉色が濃く、糖度も高い。糖度計で調べたところ13あった。出荷は今月下旬まで続く見込み。

出荷したスイカは部会の役員が検品し、表面を指ではじいて実の詰まりを確認し、秀・優・良の等級ごとに選別していく。10キロ以上ある特から2Sの8階級に2個ずつ箱詰めして出荷する。同部会で栽培する品種は「祭ばやし」。

小松利勝会長は「皮が薄く、色の濃い品質の良いスイカができた。甘くてシャリ感が魅力の淡路のスイカをぜひ味わってほしい」と話していた。

2020年7月15日
2020年7月のトピックス「スイカを等級分けする部会役員ら」
スイカを等級分けする部会役員ら

畜産振興を願いJAに書籍を寄贈

JA淡路日の出は7月10日、淡路獣医師会の凾城悦司会長から、著書「もっと儲かる経営へのヒント集」(日本畜産振興会発行)の寄贈を受けた。同書は、凾城会長が執筆を続ける畜産専門誌「養牛の友」の掲載記事をまとめて加筆し、8日に発刊。畜産振興に役立ててもらう狙いで凾城会長が当JAに同書10冊を贈った。

凾城会長は、淡路農業技術センター所長などを歴任し、淡路島で牛の飼養管理や疾病対策の調査などを続けてきた。農家への感謝とより一層の畜産振興に役立ててほしいとの思いで、当JAに寄贈を申し出た。

贈呈式で凾城会長は「病気の予防にワクチンは有効だが、獣医師用の専門書は分かりにくい。この本は、その使い方や効果、プログラムについて分かりやすく実用的にまとめた。ぜひ、活用してほしい」とあいさつ。他にも、牛の飼養管理や衛生対策について生産現場で工夫した全国の優良事例を載せ、見やすいように写真を多く取り入れたとした。

石田正会長理事は「疾病対策は重要な課題。先生の指導を生かし、生産者の所得増大につなげていきたい」と感謝を述べた。

2020年7月10日
2020年7月のトピックス「書籍を寄贈する凾城会長(右)と石田会長理事」
書籍を寄贈する凾城会長(右)と石田会長理事
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