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菜の花栽培水対策を/菜の花栽培講習会

菜の花を選別器具に入れる生産者
 JA淡路日の出菜の花部会の洲本支部は1月10日、洲本支店の池田集荷場で栽培講習会を開いた。今年の菜の花は、降雨が多く低温が続いたため、全体的に生育が遅れており、出荷が始まったばかり。部会員13人が参加し、今後の栽培管理や出荷の注意点について確認した。
 南淡路農業改良普及センターの木村亨普及主査は「栽培ポイントは、水対策をしっかりすること。雨が多いときは溝上げして排水をし、乾燥時は午前中にかん水をする。過剰なかん水は病害の要因になるので、少量の水で多くかん水するよう心掛けてほしい」と呼び掛けた。
 JA担当者は、出荷要領を説明。菜の花は一束160g以上、長さ12cmのところで基部を切断し、一箱25束詰めて出荷する。出荷の際の束作りと箱詰め作業の参考にしてもらおうと生産者の光宮純男さんが選別用の手作りの器具と箱詰め用のコンテナを使って出荷作業を再現した。  (2013年1月10日)
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