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奨学金制度を設立/若い農業者育成
 JA淡路日の出は、大学などで農業を学ぶ学生らを対象にした奨学金制度を4月1日、新たに設立した。若い農業者を育成し、確保するねらい。2012年度以降に就学する学生を対象に4年間を限度に無利子で貸す。受給者へは、1年に24万円、4年間で96万円を支給する。
 奨学金の受給を申し込めるのは、洲本市、淡路市に在住する高校生らで、農業大学校、または大学の農学部、専門学校で農業を専攻し、来年度以降に進学する学生であること。卒業後は、同市内で専業または兼業で農業に従事するか、農業関係団体に就業することが条件になる。
 奨学金の返済は、卒業した年の5月から受給期間に応じて、2~4年間で対応する。
 12年度の奨学金希望者は、今年4月1日から募集を始めた。12月末までに所定の用紙をJAに提出して申し込む。
(2011年4月)
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