2016年9月のトピックス

ＪＡ淡路日の出は10月1日、淡路市の淡路家畜市場で、第23回淡路日の出畜産共進会を開いた。淡路市・洲本市の各共進会で上位に選ばれた黒毛和種種牛60頭が出品され、体の幅と張りの豊かさ、バランス、発育の良さなどが審査された。

石田正組合長は、「子牛が高価格で維持しているのは、畜産農家の尽力の賜物。県の共進会が淡路市で開かれるので、さらに精進してがんばってほしい」とあいさつした。

名誉賞には、淡路市入野の芝床明宏さんが出品した「いけたか1」が輝いた。父「丸宮土井」母の父「福芳土井」の組み合わせ。体の幅・体積が十分にあり、種牛性にも優れていると評価された。芝床さんは「引き運動と毛の手入れに力を入れてきた。県の共進会でも上を目指してがんばりたい」と喜びを語った。

また、あわじ肉牛共進会（淡路畜産農業協同組合連合会主催）も同時に開かれた。島内から肉牛23頭が出品され、洲本市五色町都志万歳の坂本正和さんが出品した「福姫」が名誉賞を獲得した。肉牛セリ市場では、その牛が最高値の220万１千円（税別）で、(有)淡路ビーフ新谷が落札した。

そのほかの主な成績は次の通り。（敬称略）

【黒毛和牛種牛】
最優秀賞1席＝籾谷州彦（りえ）▽同2席＝小田隆一（つるよし）▽同3席＝宮本義隆（みつふく2）▽同4席＝目釜忠雄（はるうらら）▽同5席＝杉山繁幸（ひさひめ）▽同6席＝森田等（ともこ6）▽同7席＝岡本武志（よいこ）▽同8席＝富永美明（あさひ）▽同9席＝横山恵一（すみれ）▽同10席＝延安久之（まなこ）▽同11席＝川辺英行（きくひめ5）▽同12席＝打越威（ひとみ）

【肉牛の部】
最優秀賞1席＝㈱松下牧場（鶴宮丸）▽最優秀賞2席＝坂本正和（福美）▽最優秀賞3席＝清川浩平（姫一）

淡路島いちじくの品評会が9月6日、洲本市の淡路水産センターで開かれました。洲本市・淡路市の26人が37点を出品し、淡路市の田中一至さんが県知事賞に輝きました。イチジクは審査後、イオン洲本店で展示・販売されました。

そのほかの金賞受賞者は次の通り（敬称略）

▽県議会議長賞＝先田正一（洲本市）▽県果樹研究会長賞＝船越洋子（淡路市）▽県民局長賞＝中村公子（淡路市）▽洲本農林水産振興事務所長賞＝山口哲弘（淡路市）▽南淡路農業改良普及センター所長賞＝出口修次（洲本市）▽北淡路農業改良普及センター所長賞＝武田美千代（淡路市）▽淡路日の出農業協同組合長賞＝大野修護（淡路市）