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2016年5月のトピックス

JA淡路日の出の旬の情報をお届けします。

サツマイモ苗植え体験

JA淡路日の出五色支店は5月24日、JA生活文化ゼミナールで「サツマイモ苗の定植」教室を洲本市五色町鮎原南谷の圃場で開いた。また、洲本市立鮎原小学校の1年生と2年生の児童を招き、体験してもらった。ゼミナール会員と小学生など70人が参加し、事前にマルチをかけ穴を開けておいた畝に苗を順に植えていった。

JAの谷和真基幹支店長は「イモは根から出てくるので、真っ直ぐに植えると1個か2個しかできない。ワラを苗の下にクッションや支えになるようにして一緒に植えよう」と呼びかけた。当JAでは各支店で地域貢献の一環として、子ども達に農業にふれてもらう食農教育を支援している。

参加した児童は、「初めて植えて楽しかった」「どんなイモができるのか、収穫が楽しみ」などと話していた。

2016年5月24日
2016年5月のトピックス「サツマイモ苗を定植する児童」
サツマイモ苗を定植する児童

和牛の繁殖と安産を祈願 牛馬安全祈とう会

和牛の繁殖と安産を祈願する「牛馬安全祈とう会」が4月28日、淡路市下司の覚王寺で行われた。淡路市と洲本市の畜産農家ら約60人が参拝し、牛の健やかな成長を願った。昨年に生まれた12頭の雌牛が境内に集まる「牛寄せ」も行い、発育ぶりを測定した。

祈とうは江戸時代から続く伝統行事で、寺の境内には牛の像が安置されている。谷内裕樹住職は牛の頭に経文を掲げ、元気な子牛を産むよう唱えた。祈とうを受けた畜産農家の瀧川忠和さんは「子牛価格の好景気が続くように、いい子牛ができるようにと祈った」と話していた。

JA淡路日の出の石田正組合長は「子牛の高価格が続いているが、高齢化などで和牛の頭数が減っている。県と力を合わせて増頭対策に取り組みたい。地道に飼育に励んでほしい」とあいさつした。

講習会も行い、同JAの記虎貴畜産担当理事は、境内に寄せた牛を1頭ずつ、月齢に応じた発育をしているかチェックし、飼育のポイントを解説した。「種付けするまでは、子牛用のエサをしっかり与えよう。アカバネ病の予防接種は必ず2回受けて」と呼びかけた。

2016年4月28日
2016年5月のトピックス「祈とうを受ける農家と牛」
祈とうを受ける農家と牛
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