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2015年9月のトピックス

JA淡路日の出の旬の情報をお届けします。

新鮮イチジク届ける 光で殺菌 コンビニに

JA淡路日の出は、カビの発生や腐敗を抑えるために、光を照射して殺菌した淡路島いちじくを、9月21日から神戸市内のコンビニエンスストア向けに出荷し始める。イチジクは果肉が柔らかく、少しの傷で品質が落ちやすい。赤外線と紫外線を照射することにより、鮮度を長く保って消費者に届けることができる。照射したイチジクは、パッキングして、チルド状態でコンビニの集荷場まで輸送し、収穫した翌日の夕方には店舗で陳列される。

2015年度は、一般財団法人雑賀技術研究所が開発した光殺菌装置「アグリクリーン」をレンタルして試験的に取り組み、来年度以降は付加価値をつけた販売を目指す。淡路島いちじくの品種は全国的に栽培されている「桝井ドーフィン」。ブランド化に取り組んでいる兵庫県やJA淡路日の出などでつくる「淡路島いちじくブランド化推進会議」が、他産地と差別化を図り販路の拡大を目指そうと機械を導入した。

また、9月22日からは、香港へ200ケース(1ケース1キロ)を輸出する。コンビニ出荷と同様、光殺菌を行い、長時間の輸送に対応する。このほか、大阪の市場に出荷する秀品のL玉にも光殺菌を行っていく。神戸市内のコンビニでは、10月19日まで販売される予定。淡路島いちじくキャラクター「いちひめ」のシールをクリスタル容器に張り付け、1個128円で販売する。

2015年9月21日から
2015年9月のトピックス「淡路島いちじくを光殺菌装置に入れるJA職員」
淡路島いちじくを光殺菌装置に入れるJA職員

「淡路島いちじく」PR 創作スイーツ21種お披露目

「淡路島いちじく」を使った創作スイーツを、淡路島内の和洋菓子店やレストランなどで9月11日から販売している。兵庫県やJA淡路日の出などからなる「淡路島いちじくブランド化推進会議」が、いちじくの美味しさをPRしようと、新商品を募集したところ、14店舗が参加。9月10日には、淡路市のウエスティンホテル淡路で新作のスイーツ21種類のお披露目会を開いた。

淡路市志筑の「たかたのケーキ」は「いちじくのキッシュ」を出品。イチジクをアーモンド風味のタルトと一緒に焼き、甘さと香りを出し、面白い食感のタルトに仕上げた。

南あわじ市福永の「御菓子司 栄堂」は、地元の日本酒で煮たイチジクをかるかんと混ぜ、イチジク本来の色を生かしたピンクの生地でこしあんを包んだ和菓子「無花果姫」を紹介した。

洲本市本町の「長手長栄堂」は、イチジクを赤ワインと共に弱火にかけ、じんわり乾燥させ、チョコレートでコーティング。上品な味わいの「あわじいちじくチョコ」を発表した。

「淡路島いちじく」を使ったスイーツの美味しさを広める「淡路島いちじくスイーツセレクション」として、今回で3回目。創作スイーツは10月12日までの期間限定で味わえる。

2015年9月10日
2015年9月のトピックス「「淡路島いちじく」を使ったスイーツを紹介する各店のスタッフ」
「淡路島いちじく」を使ったスイーツを紹介する各店のスタッフ
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