タマネギを掘り取る新入職員
ＪＡ淡路日の出は6月4日、今年度の新入職員を対象にした農業研修として、洲本市の圃場でタマネギの収穫体験を行った。休耕地を利用して同ＪＡが野菜の生産から販売まで農業経営事業に取り組む圃場を活用。新入職員は今回、その一部となる10アールで手作業でタマネギの掘り取りや葉切りの他、コンテナにタマネギを入れた。
同ＪＡが新入職員の農業研修をするのは初めて。農作業体験を通じて、農業への理解を深めたり絆を深めたりしてもらい、職員の資質の向上を図るのが狙い。今回は新入職員の半数に当たる8人が参加し、班に分かれて営農担当者から指導を受けた。新入職員らは腐敗球や分球を取り出し、しっかりと分けた。
新入職員は、「腰を曲げたり、しゃがんだりした作業は大変だった。高齢の生産者の苦労を実感した」「機械化する中、手作業でするのも大事だと思った」などと話した。（2012年6月4日）
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JA淡路日の出
