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花作り80年、意欲新たに
表彰される生産者
表彰される生産者
 淡路島で花作りが始まって今年で80周年を迎えたことから、淡路花卉組合連合会は7月13日、淡路市の淡路夢舞台国際会議場で、記念大会を開いた。生産者ら約200人が参加、花作りへの意欲を新たにした。また、地域の花卉生産振興や生産技術に取り組んできた花卉農家への功労者表彰もあった。
 北浦義久会長が、1931年から始まった花卉栽培の歴史を振り返り、「輸入花の増加など花卉をとりまく環境は一層厳しくなっているが、花作り100年を目指して、産地を強化し、花に携わる全ての者が一丸となって取り組んでいこう」とあいさつした。
 生産者・小売り・市場などを交えた6人が、「淡路の花づくり100年を目指して取り組むべきこと」をテーマにパネル討論をし、淡路の花卉農家が取り組むべき事項について、それぞれの立場からの意見を述べた。今後の対策として、①コストを下げた生産②淡路の花のPR強化③要望に応える出荷形態への対応などを挙げた。
 現在、淡路島では淡路市、洲本市の農家約350戸が、ストックやキンセンカ、菊、スイートピーなどを生産。特にカーネーションは、全国有数の生産量を誇る。
 (2011年7月)
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