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洲本ライスセンター竣工/環境に優しい施設へ
[写真] 起動のスイッチを押す石田正組合長
起動のスイッチを押す石田正組合長
 JA淡路日の出は3月28日、改修工事をした洲本ライスセンターの竣工式を開いた。低炭素むらづくりモデル支援事業のハード事業を受け、環境に優しいライスセンターを目指し、新機器を導入。少ない電力使用量で、作業の省力化も実現する。
 新機器として、マルチサイクロン式集じん機を導入。集じん工程の消費エネルギーを削減し、周囲の環境にも配慮した。また遠赤外線乾燥機を導入し、乾燥効率を上げて、消費エネルギーを削減した他、自動ひも結束機とロボット式のパレット操作機を導入し、出荷作業の省力化を図った。
 JAの石田正組合長は、「環境に優しく、作業効率が良いライスセンターを立ち上げ、一層管内農業が発展するよう取り組んで行きたい。東日本が震災で大変な時、西日本が頑張って東日本を盛り立てていかなくては」とあいさつした。
 低炭素むらづくりモデル支援事業は、2009年度に兵庫県、洲本市、地域団体とJAが洲本低炭素むらづくり協議会を発足させ、二酸化炭素(CO2)の削減を目的に取り組んでいる事業。農産物のカーボンフットプリント(CO2の排出量を表示)や、電力の使用量を少なくし、省エネ活動につなげる地域づくりを目的にしている。
(2011年3月)
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