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春トマト「はるる」本格出荷
[写真] 「はるる」を選別する担当者
「はるる」を選別する担当者
 JA淡路日の出トマト部会は、春採りトマト「はるる」の商標登録を1月に取り、商標登録してから初めての出荷が本格化している。「はるる」は、淡路市尾崎地区を中心にハウスで土耕栽培されているトマト。同部会では昨年からブランド化を進め、神戸市を中心に関西で展開している高級スーパーとも取引を始めている。
 商標登録は1月21日付で特許庁から「淡路島春トマト はるる」として承認された。
 「はるる」は、甘味と酸味のバランスが取れた濃い味で、皮が薄く、しっかりとした食べ応えが特徴。糖度を上げるために部会では栽培技術を徹底し、農薬や水やりを極力控えている。品種は「瑞健」。
 約20年前からこの地区で栽培され、低温に強く、無加温で育てている。生産者は、日光がよく当たるように手作業でトマトを回すなど、手間をかけた管理をしている。3月中旬以降に出荷するものは、特に糖度が上がっていく。JAでは、「糖度8」以上の「はるる」をプレミアム商品として、ホームページで販売する。
 昨年出展した「アグリフードEXPO2010」で、高級食材を扱うスーパー「いかり」と商談が成立し、引き続き取り引きを進めている。部会では、今後ともPRに力を入れ、販路拡大に意欲を見せている。
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